就労施設等見学会 第7回目

こんにちは。盛岡市の放課後等デイサービスいくはぴです。

第7回目は、NPO法人いわてパノラマ福祉館が運営を行う「盛岡書房」さん(盛岡市本宮一丁目9-12)にお伺いし、施設長の高舘美保子さん職員の本間聖章さんに施設の説明をしていただきました。

 盛岡書房さんは就労支援B型の事業所で、インターネットでの古本販売を行っている古書店です。「Book and Bookenergy in Morioka」~読み終えた本を盛岡のエネルギーに~という取り組みを行っていて、お客様への電話対応から販売、発送まですべての業務を通所する利用スタッフの方が行っています。

 盛岡書房さんでは、毎朝10時から朝礼が行われ、その後パートごとに分かれて打ち合わせが行われます。この際、利用者の方同士が話し合い、分からないことがあったら、自ら質問を行うようにしているとのことです。自分たちが使用する道具の出し入れや、テーブルの清掃なども自分達で全て行い、利用者の方をお客さん扱いせず、一緒に働く仲間として人間関係を築き、その中で、コミュニケーション能力を身に付けてもらうことを大切にしているようです。

仕事を行う時には「目的を持って仕事をする」ということを大切にし、自分がやったことに意味があるのだということを理解してもらう事が重要であるとのことでした。

 「この場所で成長する事を目指す」ということで、利用者の方が違う事業所へ移ることはよくあることのようで、本人が好み本人に合っている仕事を、職員の方も一緒になって探してくれるとのことです。

 どこで働くにしても大事なことは、社会保険の加入条件である1週間に30時間働ける心と体を作っていくことのようです。社会保険に加入出来るかどうかは社会生活を行っていくうえで大きな問題となるため、「遅刻をしない」・「休まない」ということを利用者の方には日々伝えているようです。

 事業所へ通うことが難しいような方に対しては、所有している2台の車両で、送迎を行う事もあるそうです。

いくはぴには数多くの本がありますが、その一部は、盛岡書房さんからいただいたもので、子ども達は常日頃手に取って本を見ています。

皆さんの御家庭や職場に読み終えた本などがあれば、是非皆さんで、その本を盛岡のエネルギーに変えてみませんか。説明をしていただきました高舘さん・本間さん、今回は大変お世話になりました。これからもよろしくお願いいたします。

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