就労施設等見学会 第8回目

こんにちは。盛岡市の放課後等デイサービスいくはぴです。

第8回目は、社会福祉法人岩手更生会が運営を行う「緑生園」さん(盛岡市上飯岡2-51-3)にお伺いし、業務課長の玉山恵里子さんに施設の説明をしていただきました。(今回で就労施設等見学会の記事は最後となります。)

 緑生園さんでは、就労移行支援、生活介護、施設入所支援、短期入所支援、日中一時支援、相談支援が行われています。岩手更生会では、上記以外にも共同生活援助事業(グループホーム)・自立生活援助事業・就労A型事業が行われております。

 緑生園さんといえば、ラグビーの活動が有名ですが、ラグビーを通し、体力はもちろん、意欲・忍耐・協調心・社会性を身に付けているとのことでした。それぞれの事業名にもラグビー用語が用いられており、就労移行支援チームは「タックル」、生活介護チームは「スクラム&トライ」、共同生活援助事業(グループホーム)は「キックオフ」、相談支援事業は「スタンドオフ」という名称で呼ばれています。

 緑生園が運営を行う湯沢地区にある寄り合い処「オーパ」では、就労支援A型事業所「まめ工房緑の郷」の商品の他、生活介護の皆さんの手芸品も販売されています。喫茶コーナーも充実しておりスイーツが人気で、利用者の方々は、作業や学習に取り組みながら、地域の方々との交流を深めています。

 岩手更生会では、グループホームを盛岡市内に10カ所運営しています。今回の施設見学会に参加された保護者の方々からは、将来の生活の場となってくるグループホームに関する質問も多くありました。グループホームには、世話人さんがいらっしゃいますが、世話人さんは障がいを持っている方を専門的に対応する立場の方ではないため、グループホームを利用する方については、「食事が自分で出来る」「世話人さんの言う事が聞ける」といったことが利用するためには必要な能力となってくるようです。

説明をしていただいた玉山さんの身近な方に、障がいを持つ方がいらっしゃるという事で、「障がいを持つ人に対する気持ちがどうしても熱くなってしまう」とおっしゃっていました。その言葉がとても印象的でした。私自身も、玉山さんと同じような気持ちを常に持ちながら、今出来ることを精一杯行っていきたいと改めて感じさせられました。玉山さん、今回は大変お世話になりました。これからもよろしくお願いいたします。

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