就労施設等見学会　第１回目

こんにちは。盛岡市の放課後等デイサービスいくはぴです。

いくはぴでは、今年度支援学校の保護者の方々を対象とした「就労施設等見学会」の企画を行い、コロナ禍で大変な時期ではありますが、８カ所の事業所さんの御協力により、就労施設等の見学会が行えることとなりました。

第１回目は、社会福祉法人岩手しいの木会が運営を行う「しいのみホームながはし」さん（盛岡市長橋町３－４２）にお伺いし、副施設長兼サービス管理責任者である菅原友子さんに「短期入所施設」及び「生活介護事業所」の説明をしていただきました。

短期入所施設については、男性６名女性６名がそれぞれ泊まる事が出来るとても綺麗な個室の部屋でした。現在短期入所を利用されている方は、１８歳～５９歳までの方となります。菅原さんのお話の中で、家族に何かあった際を考えると、短期入所の施設も複数箇所契約しておいたほうが良いとのお話がありました。短期入所施設は、１泊２日で２日利用とカウントされ、２泊３日では３日利用とカウントされるようで、行政から与えられた日数の範囲内で施設の利用が行えるようです。

しいのみホームさんは、「ながはし」と「まえがた」の２カ所に生活介護事業所があり、今回見学させていただいた「ながはし」では、フルーツキャップ作りや空き缶つぶしの作業、身体の機能訓練の様子を見せていただきました。「まえがた」では、アイロン掛けやポスティングなども行われているようです。作業の内容に関わらず、生活介護事業所全体で得た収入を利用者さんへ均等に工賃として支払われているようで、その工賃を貯めて自分の好きなものを買ったりしているとのことでした。

送迎車両は１０台所有していて、盛岡市・滝沢市・矢巾町を送迎範囲として送迎が行われています。

私は福祉事業に携わる前は福島県で生活していましたが、菅原さんも以前は福島で暮らしていたという事で、最後は福島ネタで盛り上がってしまいました。菅原さん、今回は大変お世話になりました。これからもよろしくお願いいたします。