就労施設等見学会 第6回目
こんにちは。盛岡市の放課後等デイサービスいくはぴです。
第6回目は、社会福祉法人千晶会が運営を行う「わ~くす城南」さん(盛岡市神明町8番4号)にお伺いし、主任兼就労支援員の嵯峨ともみさんに施設の説明をしていただきました。
わ~くす城南さんでは、就労支援B型・就労移行支援・就労定着支援・日中一時支援事業が行われています。わ~くす城南さんが入っている施設は「夢つむぎ城南」といい、老人デイサービスセンター・介護支援センター・指定居宅介護支援事業・ヘルパーステーションも同じ建物内で行われています。
就労支援B型事業のうち、社会活動貢献としては、1人暮らしの高齢者宅への移動販売や高齢者のお宅の庭の手入れを職員の方と一緒に行います。自主事業としては、施設内の喫茶店で自家焙煎コーヒーと手作りケーキの提供が行われ、同施設内の老人デイサービスを利用している方も利用されているようです。受託事業としては、製品加工・外部受託事業、清掃作業が行われています。
就労移行支援では、施設内の掃除や老人デイサービスを利用している方の布団の整理なども行われています。
施設内で普段行われている作業については、プラスチックフォークを袋詰めしてその後シーラーを掛けて密封する作業、地域を歩いて行うポスティング活動、フルーツキャップ作り、病院などから預かったスリッパの汚れを取る消毒作業、ガチャガチャへ景品を入れる作業、職員も総出となって行われるお盆、お中元の時期のギフト用箱折り作業、コーヒー豆の選別作業などが行われています。施設内を見学していると、支援学校の学生さんが実習活動として、クジを三角に折る作業を行っていました。農福連携にも力を入れているようで、滝沢市内にあるトマト農園で施設外就労をおこなっています。
送迎は行われておらず、保護者の方の送迎か利用者の方が自力で来ているとのことでした。
「夢つむぎ城南」では、高齢者の方と障がいを持っている方、施設を利用されている方と地域の方との触れ合いが多く、近くの高校の生徒さん達が演奏をしに来てくれるような機会もあるようです。天井がガラス張りで、たくさんの明るい光が差し込む建物内はとても明るい雰囲気でした。
説明をしていただきました嵯峨さん、今回は大変お世話になりました。これからもよろしくお願いいたします。