就労施設等見学会 第3回目
こんにちは。盛岡市の放課後等デイサービスいくはぴです。
第3回目は、社会福祉法人自立更生会が運営を行う「盛岡杉生園(さんせいえん)」さん(盛岡市青山四丁目9-40)にお伺いし、副園長兼サービス管理責任者である藤原清史さんに施設の説明をしていただきました。
盛岡杉生園さんは就労支援B型の事業所として、老人福祉施設での清掃、野菜の生産、味噌の生産、古着の仕分けや地域の様々なイベントにおける販売活動などをされ、いわてグルージャ盛岡の試合会場では、カレーや唐揚げ、玉こんにゃくの販売なども行い、市内の6カ所にある農園においては、ビニールハウス内で多種類の野菜の生産なども行われています。
盛岡杉生園食品工房 おいしさショップ「杉(さん)」で販売されている手作り味噌「もりおか城下町みそ」も利用者の方々が作られていて、盛岡杉生園さんにはみそソムリエの方もいらっしゃいます。こちらで作られたみそは、学校給食でも利用されているとのことでした。
古着の仕分け作業を行っている方は、半袖・スカート・ズボン・小物等を種類ごとに分類作業を行い、その後値札を付け最後は受託業者まで職員の方と一緒に納品を行います。部品の袋詰め作業を行う方は、受託先の業者から依頼された指示書のとおり作業を行い、部品を1つずつ袋に詰め、それを5個で1組の物としてまとめ、その後は10組を1セットとしてまとめるといった作業をされていました。
送迎は行っておらず、ほとんどの方が自力で通っているようで、紫波から電車に乗り盛岡駅で乗り換えをして来ている方や、盛岡市黒川方面から路線バスを利用して来ている方もいらっしゃるようです。天候などによって電車のダイヤなどに乱れがあるような場合については、職員の方が事業所の車両で送迎対応しているとのことでした。
藤原さんからは、利用者の方に何が起こるかは分からない。盛岡杉生園に来てから絵を書くようになり、その絵が社会的に凄く評価されている方もいるので、何にでも挑戦することが大事であるというお話をいただきました。
個人的にも多方面でいろいろと挑戦されている藤原さんです。今回は大変お世話になりました。これからもよろしくお願いいたします。